月が綺麗ですねが I love youになる。経験を一緒にあじわうことがパートナーシップをふかめる。 haru流「幸せパートナーシップ」の築き方❤︎
2019/04/29
こんにちは。今日は、照れ屋さんな日本のみなさんに向けたパートナーシップの記事を書きたいと思います。
いきなりですが、みなさんはパートナーに愛を伝えていますか?
・・・なかなか難しいですよね(笑)
私は外国の友達もわりとたくさんいるのですが、彼らはものっすごくストレートですね。
それはそれで素敵なんですが、ストレートじゃない愛の伝え方も、なかなか奥ゆかしくてすてきですよねって話を書きます。
月が綺麗ですね。
I love youを、「月が綺麗ですね。」と訳した方がいたそうです。日本が誇る文豪、夏目漱石です。
この話は逸話であり、本当に漱石がそう訳したのかは分からないのですが
いかにも日本の奥ゆかしい愛の伝え方をみごとに表す素敵な逸話だと思います。
《I love you. 》は、私はあなたを愛する。という意味ですね。
ここには、「私」⇆「あなた」という関係性があり、その一つの関係性の中で完結しています。
直接的だから、とても強くインパクトの大きなメッセージとなります。
対して《月が綺麗ですね。》は、「私」⇆「月」と「あなた」⇆「月」の二つの関係性があり
「月」を綺麗だと一緒に観ている「私」と「あなた」も間接的に繋がっているという構造になります。
つまり「月」を媒介として
「私」と「あなた」が繋がっている。
ああっ、なんだかそっちの方がロマンチックと思ってしまう自分がいる。
・・・こういう感覚って、本当に日本人らしいなと思います。
桜を一緒に見上げて、「きれいだね。」「ほんとうに、きれいだね。」
月を見上げて、「きれいだね。」「そうだね。」
この美しい景色をあなたと一緒に観られてうれしい。ありがとう。の気持ちをこめていうこれらの言葉は
極上のあいしてる、ですね。
言葉にして伝えてほしい女性と、言葉にしなくてもわかってほしい男性
あくまでも傾向の話ではありますが、女性は特に言葉にして伝えてほしいって思う性質があるのかもしれないです。
どれだけ大切に思っているか、どれだけ大好きで愛しているか
伝えて欲しくなっちゃうんですよね。
一方で男性は(特に日本人男性の傾向として)照れ屋さんが多いのもあるかもしれませんが
ストレートに言葉にするのがちょっと苦手。だから、行動で愛を示してくれようとする人も多いかもしれません。
言葉にしてほしい女性。
言葉にするのはちょっと苦手な男性。
この二者は、残念ながら、永遠にすれ違っていってしまうことも多いです。
私のことを本当に想ってくれているのか、どう思っているのか分からない。と友達に相談する女性。
いろいろ想って行動しているのに、なかなか気持ちが伝わらない。と頭を抱える男性。
そんな全国で恋にお悩みの(?)みなさんに、提案です。
経験を一緒にあじわうことで愛を深めていく
一つの経験を一緒にあじわうこと、例えば月が綺麗だと感じて、それを伝え合うこと。
これも愛あるやりとりなんだと二人が理解できていたら、とても素敵だなと思うのです。
愛している、好きだよだけが愛のやりとりではなく
何かをしてあげることが愛を示す唯一の方法なのではなく
何か一つのものを美しいと一緒に感じたり
何か一つの経験や体験を一緒にじっくりとあじわうことも
愛のやりとりなんだということ。
そういうあり方を大事にしたら、じっくりと、ゆっくりとパートナーシップを深めていけるのかもしれないと私は思います。
何もしてくれなくてもいい、ただ一緒にいてくれるだけで嬉しい。一緒に美しいものを観てきれいだなと思っていたい。
そう思える相手と出逢えたらほんとうに幸せだし、大切にしたいですね。
編集長haru