ポラリス・ア・ラモード

インタビュー

フリーランスパパ + ウェブサイト制作 / 神田 翼さん「好きな場所で、好きな人と、好きなことをする」《後編》

haru

2019/01/19

宝物の家族と一緒、満面の笑みの一枚。

インタビュー polaris for YOURSELF vol.3

フリーランスパパ + ウェブサイト制作 / 神田 翼さん

「好きな場所で、好きな人と、好きなことをする」

《後編》

自分の生きる上での指針やポリシー、「ポラリス(=北極星)」を持つ人たちのインタビュー。

フリーランスで二児のパパの神田 翼さん

前編では、ポラリスが「好きな場所で、好きな人と、好きなことをすることだとお話ししてくれました。

新卒で勤めた会社を10ヶ月で奥さんと同時に退職。結婚、葉山への移住。ニート生活の時に感じた朝ご飯の美味しさ。

その後、翼さんにはどんな毎日が待っていたんでしょうか。そして、彼が目指しているものとは。

後編、スタートです!

子育てのシーン全部を見たいから、フリーランスパパになった

Tsubasa: ここからの流れはめっちゃ簡単に言うと、奥さんと二人で東南アジア一周したり、世界一周したりしました。

haru: 奥さんと二人で世界一周、良いですね!行く前と帰ってきてからと、価値観の変化とかありましたか。

Tsubasa: 実は、世界一周に行く前と行くあとで、大きく価値観が変わったということはなかったんです。

毎日がデートのよう。楽しかったヴェネツィアでの1枚。

「世界一周」というと現実離れしてるみたいに響くかもしれないのですが、根本的には、一番最初にお伝えしたポラリスが

いつも心の真ん中にあったんですよね。何をしていても。やっぱこれが大事やなって。

あの葉山の朝ご飯と、夜寝る時の今日も楽しかったなという気持ちっていうのが、やっぱり大事だったので

あの感覚をずっと大事にしました。《葉山の朝ごはん、は前編から。》

世界一周を機にいろんな場所を訪れて、たくさんの方に出会って。やっぱり、この感覚を大事にしよう!という気持ちがより深まったという感じですね。

好きな人と、好きな場所で、好きなことを。その気持ちは葉山から関西に帰ってきたいまも変わっていません。

世界一周自体は、二人で毎日デートをしている感じで、とにかく毎日楽しかったです!やりたかったことを、数え切れないくらい叶えられたので、行って本当に良かったです。

haru: (わたしも夫と世界一周に行きたくなってくるや…❤︎)そういえば、お子さんは世界一周から帰ってきてからお生まれになったんでしたっけ。

Tsubasa: はい。そろそろ子どもがほしいから帰ろう、と世界一周から帰ってきて、ありがたいことになんと3日後に上の子ができているのがわかりました。

そこからは、ポラリスの「好きな人と、好きな場所で、好きなことをする」っていうのがより生活の真ん中になっていきましたね。

好きな場所が自宅になり、好きな人が家族と子どもに、好きなことは、フリーランスで働いて家族とずーっと一緒にいるということになりました。

子どもはきっと10歳くらいになるまでの間しか、パパ、ママって言って一緒に遊んでくれないと思うんですよね。

その時間全部、お父さんは忙しくて子育てできなくてっていうのがずーっと嫌やと思ってたんで、

僕も絶対に子育てを一緒にしたい。全部のシーンを自分も見たいからフリーで自宅で働き、子どもと奥さん、家族と一緒に過ごす

初めてパパって呼ぶシーン、それをあとで動画で見せられるとかは絶対に嫌やなぁって思ってました。

haru: それを実現できる働き方ってほんとにいいな。改めてにはなりますが、いまどんな仕事してて、どんな働き方、どんな毎日なの?教えてください。

Tsubasa: ホームページの制作と、ブログの運営(ライフスタイルクリエーターズをしています。

働き方としては、朝3時に起きて、夜9時に子どもと一緒に寝て、っていう生活をしています。

朝ご飯、昼ご飯、晩ご飯、お昼寝も家族と一緒、お風呂も子どもと一緒に入ります。

朝3時起きってすごいですよね。3時起きになった経緯は翼さんの記事から

目標は、週2ぐらいちゃんと休んで、みんなで遊びに行くことなんですが、それはこれから。今年中の目標としてやっていきたい感じですね。

翼くんが、これからやりたいこと

haru:  ほんとに大好きな家族とずっと一緒の毎日。素敵です。

最後に、今日話してくれたポラリスを胸に、これからどんなことをしていきたいですか。

Tsubasa: もっと家族で遊んでいるように仕事したいすね。今よりも

例えば、家族で旅行に行ったものがお金になったり、自分たちが何かしたらお金になったりっていう

ライフスタイルすべてがビジネスになるようなのを、ファミリー単位、僕と奥さんでやりたい

奥さんは経理などはしてくれていますが、子どももまだ小さいのでいまは子育てや家事をしてくれています。

仕事に関わる時間はいまは少ないのですが、奥さんが子育てからちょっと手が離れた時に「これから一体何しよ…」って思わないようにしたいんです。

例えばタウンワークとか見て、アルバイトに出なきゃみたいなのじゃなくて

僕の奥さんが子育てから手が離れた時に、自分の好きなことをしながらお金稼げる状態を一緒につくっていきたいんです。

僕の事業名は、「ライフスタイルクリエイターズ」っていう誰にもなかなか覚えてもらえない名前なんですが(笑)

僕たちが大事にしていることは、これからもずっと変わらないという気持ちでこの名前をつけました。

家族のことを喋ってたら、ひとや仕事が集まった。ストレスフリーの日々

haru: ライフスタイルクリエイターズのホームぺージを見てくれる人たちに対しても

自分たちみたいなライフスタイルを持ってほしいなって思って運営しているのかな。

Tsubasa: あ、それは全くないです!(キッパリ)

haru: それはない!?

Tsubasa: ない!人に伝えるとかは昔はめっちゃ思ってたんですけど…究極をいうと、高橋歩さんの本に書いてあったんと思うんですが

世界中で一番最小で、一番大切なチームは家族だと考えているんですよね。

家族が世界中、手を取り合ってハッピーで笑ってたら戦争もなくなるし、争いもなくなるし、悩みもなくなると思います。

…てことは、それぞれが自分たちの家族を幸せにしていれば、それだけで世の中ぜんぶが幸せになれるんだと思っています。

人をどうこうするというより、まずは自分の家族。

どんな選択をする時も、奥さんが笑っているかどうかという基準をめっちゃ大事にしています。

奥さんが1ミリでも反対してたら、賛成してくれるまで話すか、やめるかどちらかしかない。無理やりやるとかは絶対ない。

haru: (素敵。この話は絶対記事に書くぞ!と決意。)

そうか。いつもウェブサイトで発信をしてる人だから、誰かに何か伝えたいとしてやってると思ってたんだけど…

Tsubasa: それはまったくないです。

haru & aki: ないんだー。(2人して改めてめっちゃ驚いてる)

Tsubasa: 誰かに変わってもらいたいとか、そんなんはもうなくなって、自分たちがめちゃくちゃ幸せやとまずは感じていられること。

aki:  自分たちがまずは幸せを感じているということ。

Tsubasa: はい。自分の家族と、親と、お姉ちゃんの家族、奥さんの弟も!みんなが幸せでいるということがベスト。それ以上もなく、それしかない。

それを100%でずっと維持出来たら、僕たちは絶対に幸せなんで、それ以上を求めない。

だからこう、社員も雇わないし、法人化もしない。

自分たち二人で出来ることの幅を越えずに稼げるようにすることに挑戦しています。

haru: そういえば、気づいたんですが、このインタビューを通しても、自分の仕事自体のことをあんまり話されてませんよね。

Tsubasa: はい。仕事でこんなことをしたいというコンセプトもあるっちゃあるけど、そんなに表には出してないっていうか…

お客さんとの初めての打合せでも家族のことを喋ってることが多いですね。

haru: 確かにね~。いつもわりと家族の話をしてますよね。

Tsubasa: うん。家族のことを喋ってたら、仕事が増えていったんで、これでええやんと気付きました。

例えばharuさんとか、akiさんとか、自分の大事にしていることを好んでくれる人と出会えるというか。

自分の気持ちに共感してくれる人たちが集まってきてくれて、一緒に仕事ができています。

haru: 自分の大切にしている家族のことを喋ったら仕事が増えた。それ一番幸せよね。ほんとに。

Tsubasa: ストレスフリーで仕事できる理由はそこ。

例えば、子どもがちょっと熱だして病院行かないといけないんですって言っても、周りには「なんで?」って怒る人は一人もいないです。

緊急の時は別かもしんないですけど、基本的には「はやくいっておいで」って言ってくれる人がほとんどです。

haru: 私haruも、いまこの瞬間に翼くんのお子さんに熱出たら、今すぐ帰り!って絶対言う(笑)。そうかぁ…だから幸せ度が高いのか。

Tsubasa: ストレス全くないです!

haru: それね、めちゃくちゃヒントになる人多いと思いますね。

インタビュー後記

ストレスが全くない!と言い切られている翼さん。それは、まずは自分自身がこうありたい!と思うライフスタイルをちゃんと確立していて、自分の大切にしていることを周りにもいつもちゃんと話しているからなんですね。

自分の大切にしていることを理解して、共感してくれる人と一緒に仕事をするので、仕事のストレスもない。すばらしいのひとことです…!

そして、インタビューを終えて気づいたのですが、とてもお子さんのことが大好きでいつもメロメロなお父さんなんですが

まずは奥さんの話がたくさん出ているのもとても素敵だなと思いました。

奥さんとふたりでまずはしっかりと世界最小で最強のチームを作って、そして家族全体を幸せにする

そういうスタンスが、明確なんですね。私自身、とても勉強になりました。

これからも、ポラリス ア・ラ・モードのウェブサイトの技術面でのサポート、どうぞよろしくお願いします。

おかげさまで記事がいろんな方のもとにちゃんと届いて本当に感謝しているし、翼くんにお願いしてほんとによかったと心から思っています。

編集長 haru